・勤務中にすぐ足が痛くなる
・派手すぎないけどおしゃれな靴が欲しい
・動きやすくて仕事のモチベーションが上がる靴ってないの?
こんなお悩みがありませんか?
今回は、介護職に重要な靴の選び方や選ぶ時のポイントをご紹介します。
後半部分では、実際の商品をメンズとレディースそれぞれ7品ずつご紹介しますので、要チェックです。
この記事を読めば、勤務中に感じる足の負担や動きずらさに悩むことなく、集中して日々の業務に取り組めるようになります。
ぜひ最後まで読んで、ストレスフリーな介護士生活を送りましょう。
介護士の靴選びはとても重要

介護士にとって、靴はとても重要なアイテムのひとつです。
仕事中は結構歩くので、足の疲れを感じたり、膝や腰の痛みを発生させる原因になります。
万歩計を付けて勤務後に確認すると、1日で10,000~20,000歩も歩くことも日常茶飯事です。
疲労が溜まれば、動くことにネガティブになり、モチベーションの低下にもつながります。
つまり、自分に合った靴を履けば、疲労軽減やモチベーションUPにつながるのです。
介護士に適さない靴の特徴3種

まずは、介護職に適さない靴の特徴を3つご説明します。
どの事業所で働くとしても、一貫して言えることなので参考にしてください。
ヒールが高い
介護士にとってヒールが高い靴は、室外・室内ともに適していません。
なぜなら、転倒の可能性が高いからです。
たとえば、利用者の方と付き添いで歩く場合、転倒しないようにサポートする立場の介護士が転倒しそうだと、利用者の方も不安ですよね。
つまり、利用者の方に安心感をもって日常生活を送っていただく必要があるのです。
こちらから不安感を与えないように心掛けましょう。
つま先とかかとが空いているサンダル
つま先とかかとが空いているサンダルは、介護士に適していません。
なぜかというと、ケガをしやすくなったり、急に靴が脱げたりする可能性があるからです。
靴が脱げるからというのは、イメージしやすいと思います。
ケガをしやすくなる原因とは、足回りは意外と物が当たることが多いのです。
たとえば、車いすやベッドのタイヤにつま先がよく当たります。靴などであれば、しっかりとガードしてくれますが、指がそのまま出ていれば、爪が割れたり擦りむいて出血したりする恐れがあります。
つまり、自分の身を守るためにそのようなサンダルは避けるべきです。
ハイカットの靴
介護士に適していない靴の特徴の最後は、ハイカットの靴になります。
ハイカットの靴は、足首まで守ってくれますが、その分重量があるため疲れを感じやすいからです。
ランニングシューズやウォーキングシューズに比べると、非常に重量があります。
「筋トレ目的なんだ」といわれる方なら、否定はしませんが、疲れを感じずに仕事がしたいと思う方がほとんどでしょう。
つまり、疲労軽減が目的の介護士には、おすすめはできません。
介護士に適した靴3種

今度は、介護士に適した靴を3種類ご紹介しましょう。
既に現場で働いている介護士の方は、履いている姿を見にしていると思います。
また、職場に靴の規定がある方は、「ほかの事業所ではこんな靴を履いて仕事をしているんだ」と想像しながら読んでみてください。
ランニングシューズ・ウオーキングシューズ
運動靴でも問題はありませんが、なかでもランニングシューズやウォーキングシューズが介護士に適しています。
なぜなら、軽量でクッション性が高く、関節への衝撃を緩和する効果があるため、膝や足首に優しい設計だからです。
長距離の運動用に作られたため、足に溜まる疲労や衝撃を緩和させるので、頻繁に鳴るナースコール対応で歩いたり走ったりする介護士に最適といえます。
つまり、日々の業務で疲労する足腰を労わることができるでしょう。

ちなみに私は、10年間ずっとウォーキングシューズを履いていました。体重がある私にとって、足への衝撃は大敵でした(笑)
クロックス
近年履いている方が多いクロックスも、介護士に適しているといえます。
その理由は、足の蒸れを防げることと、着脱しやすく滑りにくい素材だからです。
介護の仕事には、水回りで行う業務があります。
トイレ介助やお風呂の誘導時、濡れた廊下で滑ることもあるでしょう。度々拭ければいいのですが、気づかずにそのままなこともありますよね。
それなら、クロックスのように滑りにくい靴を履いておいた方が、安心です。
また、足のにおいが気になる方には、通気性が良い点もメリットとなっています。
靴ひものない運動靴
最後にご紹介するのは、靴ひもがない運動靴になります。
なぜなら、靴ひもがほどけて転倒するリスクがなく、手を使わずに履けるデザインが増えてきているからです。
某有名人がCMをする「スケッチャーズ」や「スリッポン」など、手が塞がっていたとしても履ける靴は、脱ぎ履きの多い介護士の味方です。
受診や外出時の付き添いのため靴を履き替えるときには、利用者の方を待たせることなくスムーズに行えるため、ストレスがありません。
なので、業務中に靴の履き替えで焦ることがなく、快適に業務が行えます。
職場に靴の規定がある場合におすすめの靴2選


ではここからは、規定がある場合におすすめの靴を2選ご紹介します。
靴に規定が設けられている事業所もありますが、決められたルールの範囲内で自分に合う靴を選ぶことが大切です。



私が以前勤めていた施設にも規定があったので、
参考になるかと思います!
シンプルな運動靴
規定がある場合は、シンプルなデザインの運動靴がおすすめといえます。
なぜなら、運動靴はクッション性があり、白をベースにしたデザインが豊富にあるからです。
規定によって、「白一色でないとダメ」や「ワンポイントカラーまでは大丈夫」とさまざまだと思いますが、運動靴はそういった条件にも当てはまるものは多く、運動目的なので機能性も申し分ないです。
よって、規定の範囲内であっても豊富な種類の中から選ぶことができるでしょう。
ナースシューズ
一般的に知名度はありませんが、ナースシューズも規定がある場合に適しています。
なぜなら、白を基調としたデザインで、通気性やクッション性などの充実した機能性を備えているからです。
白一色やワンポイント程度のカラーが入ったものがほとんどで、静音性や抗菌性といった、ナースシューズならではの特徴は、介護士からも一定の人気があります。
つまり、衛生面を気にしつつも、規定の範囲内で安心して履けるのです。
ただ、運動靴より種類が限られるので、気に入ったデザインに巡り合えない可能性もあります。
素材や特徴で選ぶ靴のポイント4つ


次は、素材とその特徴から選ぶ靴のポイントを5つご紹介したいと思います。
靴選びにおいて気にしていることがあれば、以下の5つを参考にしてみると、自分に合った靴に巡り合えるでしょう。
1.靴を履きたいけど蒸れが気になる方はメッシュタイプ
2.脚の負担を軽減したい方はソールに注目
3.汚れが気になる方は撥水・防汚加工
4.個性を出したい方はブランドシューズ
では順番に見ていきましょう。
靴を履きたいけど蒸れが気になる方はメッシュタイプ
クロックスタイプは蒸れないけど、なるべく靴を履きたい方は通気性の良いメッシュ素材の靴を選びましょう。
なぜなら、メッシュは通気性に優れていて、熱がこもりにくく、速乾性もあるからです。
たとえば、メッシュ素材の靴で仕事をしても、蒸れの不快感を感じることがありません。
また、利用者さんのご自宅にあがるときに、「自分の足、臭わないかな…」と気にして介助することも少なくなります。
つまり、靴に通気性を求めるならメッシュ素材を採用しているものを選びましょう。
足の負担を軽減したい方はクッション性
足に疲れを感じやすい方は、クッション性を気にしてみましょう。
クッション性を気にする理由は、歩く際の衝撃を緩和させ、疲れにくくなるからです。
・クッション性がない
・グリップが効きすぎ
・かかと部分が柔らかい
この中でも、クッション性がない靴は疲労が蓄積しやすく、膝や腰を痛める原因になってしまいます。
なので、足の疲労感や関節痛を気にされている方には、クッション性が良い靴を選びましょう。



個人的にはウォーキングシューズが最も適していると感じます。
ほかの靴も試したことがありますが、
どれも仕事中に履くにはイマイチでした。
汚れが気になる方は撥水・防汚加工
業務中に靴が汚れるのが気になる方は、撥水・防汚加工がある靴を選びましょう。
介護の業務中は意外と靴が汚れてしまいます。
・排せつ介助中に排せつ物がついてしまう
・食事介助中に食事がこぼれて靴にかかる
・次亜塩素酸が靴につき変色する
このように靴が汚れてしまうことはよくあるので、撥水・防汚加工があればキレイに汚れを落とせます。
個性を出したい方はブランドシューズ
足元に個性を出したい方は、ブランドシューズが良いでしょう。
ブランドシューズといっても、高級ブランドではなく、アシックスやナイキなどのスポーツブランドやWORKMAN(ワークマン)を指しています。
理由は耐久性もありつつ、各ブランドごとのデザインが個性的であるからです。
なかには「そんなおしゃれな靴を履いてどうするの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、利用者の方から「あなたの靴かわいいね」といってもらえ、会話のきっかけになるのです。
つまり、個性を出すことが利用者の方との距離を縮めてくれるのです。



実際に私も「そんな靴が欲しいんだけど、どこで買ったの?」と男性利用者の方から声をかけられた経験があります。
おしゃれで履きやすい靴メンズ7選


ここからは、メンズのおしゃれで履きやすい靴を7種類ご紹介をしていきましょう。



男女兼用の物もあるので、ごゆっくりご覧ください。
今回は楽天からおすすめの商品を選んでいます!
【ジュンダジャパン】ウォーキングシューズ
- 超軽量設計で足が疲れにくい
- 幅が広いので締め付け感がない
- 22.5~28.0cmまでのサイズ設計
- 軽くて通気性に優れたメッシュ調のの素材を採用
- 撥水・防汚加工がない
- 紐があるのでほどけないように工夫が必要
【TTMIX】ナースシューズ
- クッション性も良く足に負担がかからない
- 7種類もの豊富なカラー展開
- 通気性の良いアッパーで蒸れにくい
- 撥水・防汚加工がない
- サイズが22.5~26.0cmまでしかない
\みんなのレビュー/
【ミドリ安全】男女兼用 メディカルエレパス
- 静電気防止
- 通気性をよくするために靴底に穴が開いている
- 疲労軽減2層クッションソール
- メッシュ部分が多いため耐水性に弱い
\みんなのレビュー/
【アンファミエ】2WAYギザギザソールEVAサンダル
- 【EVA】超ソフト×洗える×軽量素材
- ザブザブ洗えて発色よく、汗や水に強い
- 足ズレを防ぐ凸凹あり。
- ソールの波形形状が新感覚クッションソール
- 汚染時に足が汚れる可能性あり
- 規定に合っているか確認必要
\みんなのレビュー/
【asics(アシックス)】ランニングシューズ
- 快適にランニングやウォーキングができる設計
- 耐久性に優れたソール
- 屈曲性が高まる構造
- メッシュ部分が多いので耐水性に弱い
- カラーバリエーションが少ない
\みんなのレビュー/
【NUPAC】スリッポン
- たまご約2個分の軽さ
- ニット素材で自分サイズにフィット
- 耐久性と通気性に優れたメッシュ素材
- 豊富なカラーバリエーションとサイズ展開
- 撥水・防汚加工がない
\みんなのレビュー/
【FASHION】スニーカー ランニングシューズ
- 滑り止めラバーソール
- 超軽量設計
- 伸縮素材でしっかりフィット
- カラーバリエーションが4種類
- 撥水・防汚加工がない
\みんなのレビュー/
おしゃれで履きやすい靴レディース7選


次はレディースのおしゃれで履きやすい靴を見ていきましょう。



こちらも男女兼用の靴があるので、ゆっくりとみてください。
【アンファミエ】シェイプ軽量2WAYサンダル
- 【EVA】超ソフト×洗える×軽量素材
- 足に心地よいクッション素材
- 船底ソールでスタイルアップ
- パンチングから汚染の可能性あり
- サンダルが規定に当てはまるか
\みんなのレビュー/
【ナース通販アンファミエ】ゴム編みスリッポン
- 軽量で快適
- 低反発インソールで足裏の疲れを軽減
- かかと部分を踏めば、脱ぎ履きしやすい2WAY仕様
- デザインが個性的でかわいい
- 汚染時は足も汚れてしまう
- デザインが規定に引っかかる可能性あり
\みんなのレビュー/
【NURSERY】(ナースリー)】定番2WAYデイリーシューズ
- カラーバリエーションは13種類
- サイズは21.5~29.0cmと幅広い品ぞろえ
- かかと裏は滑りにくく安定感のあるラバー
- 軽量でつま先上向きでつまずき防止
- メッシュ部分がある
\みんなのレビュー/
【ジュンダジャパン】ナースシューズ
- 内外にメッシュ素材を使用し、通気性が高い
- 速乾性が高い
- ソールに滑り止め加工あり
- 撥水・防汚加工がない
\みんなのレビュー/
【SIXSPACE】ランニングシューズ
- 通気性×超軽量×柔軟性
- 速い排水性とクロス換気
- 排水穴付きのクイックドライ
- カラーバリエーションが4種類
- 撥水・防汚加工がない
\みんなのレビュー/
【G24】
- オールシーズン対応
- 超軽量で軽快なフットワーク可能
- クッション性に優れたアウトソール
- 防滑性能で濡れた床も安心
- 撥水・防汚加工がない
\みんなのレビュー/
【New Balance(ニューバランス)】スニーカー
- 可愛らしいデザイン性
- 2Eと幅広設計
- 人気のため売り切れのカラー・サイズあり
\みんなのレビュー/
ブランドで見る介護士におすすめ靴の靴5選


最後は、ブランドシューズでおすすめの靴をご紹介します。



5,000円前後の商品が多くなっています。
【moz(モズ)】メッシュ軽量スニーカー
- 看護師向けの通販マガジンで人気の北欧デザイン
- クッション性抜群の厚みがあるソール
- メッシュ素材でムレを軽減
- サイズが22.5~27.0cmまでのため、足が大きい方は履けない
- 撥水・防汚加工がない
\みんなのレビュー/
【FASHION】ランニング・ウォーキングシューズ
- 楽天ランキング20冠達成
- コーデを格上げしてくれるデザイン性
- フィット感と通気性あり
- 無料サイズ交換可能
- 撥水・防汚加工がない
- 黒をベースとしたカラーバリエーションが4種類のみ
\みんなのレビュー/
【NIKE(ナイキ)】ランニングシューズ
- 柔らかいクッショニングとサポート性
- サイズは23.0~29.0cm
- スタイリッシュなデザイン
- カラーバリエーションが少ない
- 撥水・防汚加工がない
\みんなのレビュー/
【moz(モズ)】クロスゴムデザインスニーカー
- クロスゴムが絶妙なフィット感
- 軽量で紐がない
- クッション性に優れたインソール
- 溝入りアウトソールで快適歩行
- サイズ展開が22.0~25.0cm
\みんなのレビュー/
【PUMA(プーマ)】スリップオンシューズ
- インソールの優れたクッション性
- 通気性に優れたメッシュアッパー
- 着脱がしやすい
- カラーが2種類のみ
- サイズに売り切れあり
\みんなのレビュー/
まとめ


いかがでしたか?
今回は介護士におすすめのおしゃれで履きやすい靴について、解説しながらご紹介させていただきました。
適した靴や適さない靴、規定などの条件がある場合におすすめの靴など、さまざまなタイプがありましたね。
ぜひ自分に合った靴を見つけ、あなたの介護士としてのモチベーションを上げていきましょう。
今後も、現場で働く介護士にエールを届けられるように、たくさんの記事を書いていきますので、よろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント