こんな悩みはありませんか?
- 新たに介護の資格を取りたい
- 福祉住環境コーディネーターってなに?
- 福祉住環境コーディネーターの勉強法が知りたい
今回の記事では
「福祉住環境コーディネーター」の試験方法や合格基準、取得するメリット・デメリット
そして、最後にはおすすめの勉強方法を書いています。

実は私も介護福祉士の資格しか持っていません。
なので皆さんの悩みにとても共感できますし、私も福祉住環境コーディネーターの資格を取得したいと思っています。
この資格を取得すれば、利用者本人やその家族の安心できる住環境を整えるだけでなく、介護施設や福祉施設に活用することができます。
福祉住環境コーディネーターは受験資格がない


福祉住環境コーディネーターを取得すると、介護が必要な方や障害のある方が、安全で安心な住みやすい住環境を提案できます。
医師やケアマネジャーなどの専門職と、利用者や家族をつなぐ大切な役割があるのです。
では、実際の試験要項をみていきましょう。
実務経験も必要ない
福祉住環境コーディネーターには受験資格がありません。
実務経験や関連資格を取得、などは必要ないためすぐに試験勉強をスタートできます。
いきなり2級や1級に挑戦することも可能です。
受験対象も学歴や年齢に制限がありません。
受験方法はIBTまたはCBT
受験方法は級によって違いますので、しっかり確認しておきましょう。
【2級・3級】
- IBT方式(自分の端末を使用し、インターネット環境を利用)または、CBT方式(全国のテストセンターのコンピューターを利用)
※申し込みの際に選ぶことができます。
- 多肢選択式
【1級】
- CBT方式のみ
- 前半は多肢選択式、後半は記述式
合格基準は正答率70%以上
合格基準は1級〜3級も100点中70点以上です。
1級には記述式の問題もあるのでハードルは高いといえます。
年に2回挑戦できる
2級と3級は年に2回、約2週間受験できます。
- 7月上旬~8月上旬
- 11月上旬~11月下旬
自分のペースに合わせて計画を立てて受験しましょう。
1級は12月上旬に1回だけになっています。
午前に3級、午後に2級の試験が実施できるので、同じ日に2つ取得することも可能です。
福祉住環境コーディネーター受験のメリット4選


福祉住環境コーディネーターの資格を取得すると、以下の4つのメリットがあります。
福祉や介護の現場で役に立つ
専門的な知識を現場で活用すれば、利用者や家族が感じている思いや隠れた要望に答えられます。結果的に満足度を得やすくなるのです。
1級を取得すれば個人宅だけでなく、福祉施設や街づくりにも携わることができます。
専門知識を身につけてスキルアップできる
福祉・介護、医療、建築と幅広い業界で活躍できます。
現状から総合的な専門的な知識やスキルを身につけ、どの業種でも信頼を得ることができます。
満足度の高い住環境に改善できる
必ずしも利用者と家族の希望が同じとは限りません。
安全に快適な生活が送れる環境に限りなく近いアイデアを出せるようになります。
幅広い分野で活躍できる
福祉住環境コーディネーターは福祉・介護、医療、建築と幅広い業種にスライドできます。
介護系の資格でこれほど多くの現場で必要とされる資格はないでしょう。
- 介護施設
- 福祉用具販売会社
- 医療機関
- 保健所
- ハウスメーカー
- 工務店
- 建設会社
福祉住環境コーディネーター受験のデメリット2選


合格率が低い
福祉住環境コーディネーターの合格率は以下の表をご覧ください。
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) | |
2024年 1級 | 185 | 14 | 7.6 |
2級 | 13,452 | 5,881 | 43.7 |
3級 | 4,648 | 1,839 | 39.6 |
2023年 1級 | 234 | 34 | 14.5 |
2級 | 14,344 | 5,471 | 38.1 |
3級 | 5,372 | 2,197 | 40.9 |
福祉住環境コーディネーター検定試験®https://kentei.tokyo-cci.or.jp/fukushi/about/data.html
昨年の合格率は1級が7.6%、2級が43.7%、3級が39.6%と難易度は高いといえます。
福祉住環境コーディネーター検定試験®には、公式テキストやオンライン受験対策セミナー、模擬試験があるのでうまく活用することが合格への近道となります。
試験範囲が幅広い
試験範囲も医療分野や建築分野も含まれているので、幅広くカバーしないとなかなか合格はできません。



私の場合だと福祉・介護の知識はありますが、
医療や建築の知識が少ないため対策が必要といえますね
福祉住環境コーディネーターの勉強法


ここからはどのように勉強していけばよいのか、具体的なポイントを踏まえつつご紹介していきます。
多肢選択式なので、4つか5つの選択肢から設問に合う選択をしなければなりません。
たまに9つの中から4つ選ぶ問題があります。
ただ基本的には公式テキストから出題されるので落ち着いて対応すれば問題ありません。
試験のポイント
- しっかり問題を読み、数字や仕事の流れを確認する
- 長文の中にある細かい数字を見逃さない
通信講座・おすすめはユーキャン
通信講座を利用したい方にはユーキャンがおすすめです。
ユーキャンは通信講座で有名ですが、福祉住環境コーディネーターも対象となっています。
料金 | 一括:49,000円(税込) 分割:3,800円×13回(13ヵ月) 合計49,400円 |
期間 | 標準学習期間6か月 6か月で3級・2級のダブル合格が目指せる |
テキスト | メインテキスト:5冊 |
副教材 | 教材DVD2巻 課題ノート1冊 でるポケ1冊 ガイドブック 実務ハンドブック その他(添削関連書類、検定問題集など) |
サポート | 添削あり:7回質問あり(1日3回まで)WEB学習対応 |
※教育訓練給付制度で最大20%支給
悪い口コミ
- サポート体制に不満
- コストパフォーマンスが悪い
良い口コミ
- 合格点を超えれた
- 勉強が楽しい



教材が豊富なため、
事前に計画立てて勉強を勧めるのがよさそうですね!
テキストを用いた独学
公式のテキストがありますがいきなりテキストからではなく、過去問から行い問題になれましょう。
過去問の間違えた部分や理解に苦しむところをテキストで補うようにすると、苦手分野が明確になります。
慣れない専門分野のテキストをいきなり読むと、わからないところばかりでモチベーションが下がるので注意してください。
テキストは何冊も用意しなくても、「公式テキスト」と「過去問題集」の2冊を使用しましょう。
2冊だけで合格した人も多く存在します。
隙間時間や通勤時間を利用したい人にはアプリもおすすめです。
アプリでは過去問に挑戦できます。
まとめ


今回は福祉住環境コーディネーターの資格の内容、勉強方法をご紹介しました。
合格率は高くないですが、挑戦する価値は十分あります。
ユーキャンなどの通信講座を利用するのも良いですし、テキストを購入し独学で合格を目指すのも良いでしょう。
ぜひ一緒に勉強を勧め
「福祉住環境コーディネーター」になりましょう。



最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント